エヒメアヤメ自生地として世界の東限、笠岡市吉田の箱田山神社で植栽地の草取りを

エヒメアヤメは中国・四国・九州地方などに分布する多年草です。

草丈は4月から5月の開花期で10~15cmほど。

小さいながら、直径が4cmくらいのとてもきれいな青紫色の花を咲かせます。

エヒメアヤメを栽培することは難しく、自生地として世界の東限が笠岡市なのです。

吉田では、この希少な花を多くの人に見てもらいたいと、吉田公民館の助成事業でエヒメアヤメ育成事業を行なっています。

目次

4月から9月まで毎月1回行われる植栽地の草取り

エヒメアヤメ草取り

植栽地の整備のため、毎年4月から9月の6か月間植栽地の草取りを行なっています。

2021年度最初の草取りは4月1日の午前8時から。

吉田の保護育成会の皆さんが多く集まり、植栽地の中や周りの草を取りきれいにしていきます。

エヒメアヤメ草取り

草を取ることで、小さく育ったエヒメアヤメも発見できました。

約1時間ほどで、植栽地はとてもきれいになり、エヒメアヤメを観てもらう準備が整いました。

植栽地にエヒメアヤメの植え付け作業

エヒメアヤメ植え付け

植栽地の草取り等の整備が終わったあと、保護育成会の会員の皆さんが種から育てたエヒメアヤメの植え付け作業を行いました。

植える場所に適度な穴を掘りエヒメアヤメを鉢から移します。

そのあと水をやり作業完了です。

エヒメアヤメ植え付け

エヒメアヤメの見頃は4月上旬から下旬まで。

保護育成会の皆さんが次に集まるのは「エヒメアヤメを観に来てください」準備のため4月9日(金)です。

新型コロナウイルス感染症拡大防止に徹底しながら、4月10日(土)から「エヒメアヤメを観に来てください」期間のスタートです。

エヒメアヤメをじっくりと観覧していただけるようにしていますので、新型コロナウイルス感染症拡大防止の対策をしてエヒメアヤメを観に来てくださいね。

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