毎月1日は定例のエヒメアヤメ保護育成会の整備作業の日です。
令和4年8月1日(月)は、箱田山神社内の植栽地の寒冷紗を設置していないエリアに、寒冷紗を設置する作業と草取りをしました。
ヒノキの下のエリアは、エヒメアヤメの生育が悪く、なにか策を講じないといけないなと育成会の会員の皆さんで話し合って、土壌改良を行い、8月1日は寒冷紗の設置です。
目次
ヒノキの下は植物が成長しにくい?フィトンチッド効果
ヒノキやスギの樹の下には植物が成長しにくくなるフィトンチッド効果というものがあるそうです。
植物は一度根を下ろすと、その場所で生き、身を守らなければなりません。
農林水産省
そこでフィトンチッドを出し、周りの草を枯らしたり、葉を食べつくす虫を追いやったりしています。
ヒノキは小さなサッカーボールのような実を落とし、それがエヒメアヤメの植栽地の中にたくさん降ってくるのですね。
これも実は良くないのではないかと想像し、実が落ちてきても植栽地には入らないようにするための寒冷紗設置なのです。
パイプを組んで白の寒冷紗を設置
育成会の皆さんが一緒になってパイプを組み上げて寒冷紗を設置します。
紐を通すパーツをはめ込みパイプにくくる準備。
パーツを付けたら紐を通します。
さあこれで準備万端。
あとは位置を決めながら白い寒冷紗を固定していけば完成です。
土壌完了をし寒冷紗を設置したので、この効果がどうなるのかしばらく見守りたいと思います。
8月もありがとうございました!