毎月1日は定例のエヒメアヤメ保護育成会の整備作業の日です。
令和4年7月1日(金)は、箱田山神社内の植栽地の1エリアにエヒメアヤメ(2年目)を移植する作業を行いました。
また、昨年の10月に種から育てたエヒメアヤメをポットに分けて植えかえる作業も行いました。
目次
植栽地の土壌改良を実施
箱田山神社の植栽地は3つのエリアがあります。
フェンスで区切られた2区画と、フェンスなしの区画です。
フェンスありの1区画がここ2年ほど育ちが芳しくなく、なんとかしないとと話題にあがっていたのです。
そこで、令和4年6月に土壌改良を行うことになりました。
改良をする区画のエヒメアヤメを掘り起こし別に移動。
1区画全部の土を入れ替える作業を行いました。
新しく入れた部分は、真砂土と牛糞や貝殻などの肥料を混ぜ合わせました。
保護育成会のみなさんが集まって、肥料を入れ耕運機で何往復も耕して土壌改良が完成しました!
土壌改良をした区画に2年目のエヒメアヤメを移植
7月1日に実施したエヒメアヤメの移植作業の第一歩は、植える位置に穴をあけることです。
竹の棒に等間隔の印をつけ、それに沿って穴を掘っていきます。
穴を掘ったらそこに水をたっぷりとかけ、そのあとにエヒメアヤメを植えていきます。
エヒメアヤメを移植したら、次に腐葉土を敷きつめます。
自生地で準備しておいた腐葉土を何回も植栽地に運んで準備してくださった会員の皆さんに感謝です。
その腐葉土を移植したエヒメアヤメの周りに均等に敷きました。
その上からまた水をたっぷりとかけて移植作業は完成です。
隣では草取りをがんばっています。
新しいエヒメアヤメの株が成長することを願って
移植したエヒメアヤメの株は2年目。
来年にはきっときれいな花を咲かせてくれることでしょう。
会員の皆さんが手塩にかけ育てているエヒメアヤメ。
春に向け、このような地道な作業が続くのです。