令和5年6月8日(木)の午前8時35分から、吉田小学校学校田の田植えを行いました。小学5年生がまいた種から立派な苗が育ち、その苗を植える田植えにチャレンジです。
今年の田植えは無事終了したのでしょうか?
令和5年はもみまきから挑戦
令和5年のお米の先生は地域にお住まいの徳山さん。2代前のお米の先生、藤井さんのときに一度もみまきにチャレンジしたことがあったそうです。
それからもみまきは小学5年生にしてもらっていなかったので、ここ数年はいきなり苗に触れるところからお米作りがスタートしていました。
でも、種(もみ)から苗になりお米になるようすを知ってもらいたいと、徳山さんが準備を進めもみまき体験ができたのです。
▼その模様はこちら。
お米の先生、徳山さんの説明を聞く
今の時代、手で苗を植えること自体が珍しいことになりました。
徳山さんを含め、お手伝いをしている地域の方も全員田植え機を使って田植えをします。そのような環境だからこそ、手で苗を田んぼに植えることが貴重な体験になるはずです。
徳山さんの説明を熱心に聞いている5年生のみなさん。
さて、うまくできるでしょうか。
田植え開始!
横一列に並んで田植えのスタートです。
初めて田んぼのなかに素足ではいる生徒が多かったので「イヤだー!」「えー無理無理!」と叫んでいましたが、いざ入ってみると「なんか気持ちいい!」と感想が変わります。
田んぼのなかにロープをはります。そのロープには赤く目印がついていて、それにそって植えていけば均等になるのですね。
やり方がわかってきた生徒のみんなは、どんどんと植えていきます。
「田植えって疲れる!」「なんだか面白い!」「もっとしたい!」などいろいろなことを言いながらラストスパートです。
約1時間かけて、端まで植えることができました。
まばらな部分や苗がとんでいる部分は、地域のみなさんが植えていきます。
はい、無事に田植えが終了です。笑顔が絶えない楽しい時間でした。
田植え最後のあいさつ
徳山さんから、田植え終了のあいさつがあり、そのあと5年生のみなさんからの質問コーナーです。
「徳山さんは、手で苗を植えるんですか?」
「ひとりで手で植えるとどのくらいかかるんですか?」
など、いろいろな質問が飛び交います。その質問に徳山さんがていねいに答えていました。
吉田小学校の5年生が毎年行う米作り。此で田植えが終了したので、次は秋の収穫です。
田んぼに水をきらさないようにする水の管理は、地域のかたがしてくださいます。
元気に苗が育ち、お米ができるまでの4か月。生徒のみなさんは吉田米の成長を見ながらの登下校。
お米ができる過程が分かれば、大切にお米を食べてくれるでしょう。自分たちで植えて刈り取ったお米であればなおさらです。
地域に根ざした総合学習の時間は、小学生にとっての貴重な体験になるはずです。
私たちもできるだけサポートをしようと思います!