毎月1回、エヒメアヤメの植栽地(箱田山神社)または自生地の整備を、笠岡市吉田のエヒメアヤメ保護育成会の皆さんが行なっています。
4月は植栽地の整備をしました。5月は自生地の整備を行ないました。
6月は植栽地の草取りと寒冷紗(かんれいしゃ)の取り付けです。
目次
最初はエヒメアヤメのまわりの草取り
植栽地の整備は、6月1日の午前8時から9時までの1時間。
8時前から保護育成会の皆さんが草取りを始めていました。
5月は自生地の整備をしたので、植栽地は2カ月ぶりです。
エヒメアヤメのまわりにはたくさんの草が生えているので、1本1本丁寧に抜いていきます。
今回も多くの方に参加いただいたので、8時30分ごろにはほぼ草取りは終了。
寒冷紗を取り付けるための竹を切りに竹やぶへ
今回の整備は草取りの他に、エヒメアヤメの植栽地を寒冷紗でカバーすることもすることリストに含まれています。
寒冷紗をつける骨組みを組むためには、多くの竹が必要です。
すぐ下に竹やぶがあるので、そこから長めの竹を15本ほど切り出しました。(許可は得ています)
▼竹を切り出し、枝を落とし、1本の真っ直ぐな竹にしたあと、みんなでエヒメアヤメのところまで運びます。
竹をすべて運んだ時点で9時になりました。
▼ちょっと休憩をしてから、都合のつく人だけ残って寒冷紗を取り付けました。
寒冷紗を取り付けたエヒメアヤメ植栽地
寒冷紗は直射日光をある程度セーブするので気温の上昇を防ぎます。
竹の骨組み、角度にもこだわっています。
その他、防風であったり雨の勢いを弱めたりとエヒメアヤメにできるだけストレスをあたえない環境を作るために必要なのです。
今年の夏は熱くなるという予想です。
今回取り付けた寒冷紗がエヒメアヤメに良い作用をしてくれればいいなあと思います。
次回の整備は7月1日。
毎回たくさんの保護育成会の方にご参加いただいております!