吉田小学校の5年生が田植えにチャレンジ!1時間の体験を楽しむ

2021年6月10日(木)の2時間目から、毎年恒例の吉田小学校5年生の田植え体験が実施されました。

今年の小学5年生の人数は十数名と少なかったのですが、少数精鋭でなんと1時間で植え切りました!

目次

田植え前に注意事項をしっかり聞いて準備

小学校の田んぼに集まった小学5年生。

最初に小学5年生のお米作り体験をサポートしていただいている徳山さんから、田植えについての注意事項がありました。

公民館からは館長と藤井前館長がサポートに参加しました。毎年参加しています。

地区のサポートの方も参加して、生徒のみなさんの田植えを手伝いました。

集中して注意事項を聞いたあとは、それぞれスタンバイされた位置に並びます。

それから、田んぼに張られた紐についている赤玉の位置に苗を植えていく作業のスタートです!

真ん中のマスクマンは吉田文化会館の守屋館長です。怪しい人ではありません(笑)

初めて田んぼの中に入る生徒さんも多く、最初はみんなおっかなびっくりです。

でも、徐々に田んぼの泥に慣れてきて「田植えおもしろい!」との声があがっていました!

徳山さんが植え方をレクチャー

苗の本数を確認して、植え方を教えている徳山さん。

生徒の皆さんは熱心に聞いていました。

順調に苗を植えていく生徒の皆さん

田植え開始から早い段階でもう数列植えました。

コツをつかんだのか、どんどんと植えていましたよ。

あっという間に最後の列に

9時40分ごろにスタートした田植え。1時間ほどで最後の列まで植えることができました。

すごく早いペースでした。

ただ、慣れてきて植えるスピードが上がったのですが、苗を10本ほどいっしょに植えていたところがあったのが惜しい点です。

でも大丈夫です。

途中で軌道修正しました。

田植え完了!

これが今年の田植え後の田んぼです。

縦横がそろっていますね。

きれいに植えることができましたよ!

田植えは今となってはなかなかできない体験になった

ひと昔前は吉田でもあちこちで子どもたちが手伝いながら田植えをしている風景を見ることができました。

しかし、今は子どもの数も減り、また休耕田も多くなっています。

当たり前の風景が当たり前ではなくなっているこのごろ。

田植えをとっても小学5年生の皆さんにとっては貴重な体験です。

「もっと田植えしたかったなあ~」という声を聞きながら、この中で農業に関心をもち、次世代の農業を背負っていく人材が出てきてくれればいいなあと、ふと思いました。

毎年の田植え体験、生徒さんの人数が多いとき、少ないとき、がむしゃらにがんばって植える年、のんびりとマイペースで植える年、毎年違いがあって面白いです。

今年も楽しく田植えをしてくれた小学5年生の皆さん。

ごくろうさまでした!

次は10月の稲刈りです。

それまで、お米の先生たちはが田んぼの管理をして良いお米が育つようにサポートしてくれますよ。

おいしいと評判の吉田小学校5年生が作る吉田米。

今年も元気に育ってくれると良いですね。

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