2022年1月20日の午後1時から、笠岡市吉田にあるエヒメアヤメ自生地の整備を行いました。
2021年の9月に自生地の草刈りをしたあと、4か月そのままにしていた草や落ち葉を集めてエヒメアヤメがこれから育つであろうエリアをきれいにしました。
エヒメアヤメ保護育成会の皆さん19名で、和気あいあいと整備に励みましたよ!
目次
小高いところから枯れ草や落ち葉を集める作業
整備前はこのようになっていました。
見た目はなんだかきれいなんですね。でも、エヒメアヤメに覆い被さっている枯れ草や落ち葉をどかせることで、春の開花につながるそうです。
自生地の少し高い場所から徐々に下へと枯れ草や落ち葉などを熊手で集めていきます。
それを大きなカゴに入れて下に運ぶ作業が中心です。
保護育成会の皆さんがふたてに分かれ整備を始めます。
枯れ草や落ち葉を集めてカゴに入れるグループと、枯れ草などを集めて積み上げるグループに分かれて作業を進めるんです。
整備作業の様子
熊手で草などを集めてカゴに入れる作業の様子です。なかなかこれが体にこたえます(笑)
エヒメアヤメ保護育成会専用のカゴです。
枯れ草もたくさんあるんです。
めいっぱい草などを入れてから上から圧縮し、入れられるだけ詰め込み運びます。
地道な整備作業でエヒメアヤメの開花を待つ
エヒメアヤメは中国・四国・九州地方などに分布する多年草。草丈は4月から5月の開花期で10~15cmほどですが、小さいながらとてもきれいな青紫色の花を咲かせます。
エヒメアヤメを栽培することは難しく、自生地として世界の東限が笠岡市。この希少な花「エヒメアヤメ」の開花は、保護育成会の皆さんの協力あってのことです。
小さな花の開花を心待ちにしながら、本日の整備は1時間ほどで終了しました。
次に保護育成会の皆さんとお会いするのは「3月の総会」です。
4月に開催する「2022年エヒメアヤメまつり」について話し合います。