6月21日、笠岡市吉田の旧井笠鉄道沿線に黄色いものが出現しているのを「あれはなんだ?」と思われたかたも多いでしょう。
6月21日にスタートした「幸せの黄色いハンカチ大作戦!」という幸福感を黄色で表現する企画だったのです。
発案者・実行委員会事務局は吉田文化会館守屋館長です。
沿線沿いの事業所の皆さんのなかで、主旨に賛同されたかたが黄色で幸福感を表現していました!
井笠鉄道廃線50年をきっかけに
笠岡市吉田に井笠鉄道が走っていたことをリアルタイムで知っているのは、50代半ば以上のかたでしょう。
2両編成の井笠鉄道が、吉田の人たちの生活の足となっていたのが半世紀以上前。
当時の車両は現在新山にある「笠岡市井笠鉄道記念館」で見ることができます。
井笠鉄道の廃線から50年が経ち、文化的に井笠鉄道が走っていたことを後世に伝える意味があることも含め、鉄道が通るように幸福の連鎖を、吉田から新山、北川へとつなげていき、最終的には帯広の幸福駅まで行ってしまおう!という壮大な企画を立ち上げたのです。
大作戦の初回は2021年6月21日
沿線の事業所に配りものをしながら協力を仰いだ守屋館長の熱意が伝わったように、あちこちで黄色を見ることができました。
▼吉田文化会館の様子です。
▼フェンスにいろいろと掲示されていますね。
▼「ラーメン」ののれんの上に黄色の文字が。
▼当時の駅のイメージを。
▼さすが、オシャレです。
▼黄色の旗が揺れています。
▼こちらは黄色のTシャツ!
▼サービスを利用しているかたといっしょに作られたそうです。
▼吉田公民館もフェンスに黄色のカードを取りつけました。ごめんなさい、小さくて文字が見えにくいです(^^;
吉田地区の事業所や小中学校を巻き込んで毎月21日は盛り上がる
自分たちでできる「コロナに負けるな」という意思表示と前向きにがんばろうという気持ちを表すそれぞれの黄色。
そして、井笠鉄道の文化的な歴史をもう一度再確認させてもらった21日の「幸せの黄色いハンカチ大作戦!」でした。
次は7月21日(水)です。
学校は夏休み。
イエローやろーうDAYとして、吉田文化会館では少し変わった工作教室(小学生対象)をするようですよ。
また、黄色の旗などが、どこまで伸びるかも注目してくださいね。
沿線沿いのかた、よければ黄色のなにかを飾ってみてください。